【時短】Vlogで考えるBGM構成|音の波形で見る悩まない選曲術

Vlogを編集していると、映像やカットには集中できても、
「BGMの選び方がいまいち分からない…」という方、多いのではないでしょうか。

同じ映像でも、BGMひとつで印象はガラッと変わります。
音楽は、動画全体の“空気感”を作り出すとても大切な要素。

この記事では、Vlogの各シーンに合うBGMの特徴を整理しながら、
雰囲気づくりのコツを紹介します。

初心者がやりがちなBGM選びの落とし穴

私も最初のころ、「なんとなくおしゃれそう」という理由だけでBGMを選んでいました。
けれど、いざ動画に合わせると「なんか合わない…」と感じて、
気づけば何時間も音楽サイトをさまよっていたんです。

BGMは“曲単体の良さ”ではなく、
動画の構成との相性で選ぶことが大切です。

構成との相性を考えることなく曲を探し続けてしまうと、いざBGMを動画と合わせてときに「あれ?イメージと違う」となりかねません。
「選曲に時間がかかって編集が終わらない…」という状態の方も多いのではないでしょうか?(私も経験ありです)

BGMは合うものを探すのではなく、動画編集者であるあなたが動画の雰囲気をコントロールするために存在します。

そこで次の章では、BGMが果たす具体的な役割を整理してみましょう。
これを理解すると、迷わず“合う音”を選べるようになります。

VlogにおけるBGMの役割

BGMは単なる「背景の音」ではなく、
視聴者の感情や動画の流れをコントロールするための重要な要素です。

🎬 1. 雰囲気を演出する(映像の“温度”を作る)

明るいBGMを流せばポジティブな雰囲気に、
静かなピアノ曲を使えばしっとりと落ち着いた印象に。
映像の“温度”を決めるのは、まさにBGMの力です。

💭 2. 視聴者の感情を誘導する(テンション・余韻)

BGMは、映像に“感情の導線”をつくります。
楽しそうな場面ではテンポのある曲、
感動シーンでは柔らかい旋律を合わせると、
視聴者は自然とその感情に引き込まれていきます。

🕒 3. 編集テンポを安定させる(リズム感の軸)

BGMがあることで、カットのテンポが安定します。
一定のリズムがあると編集もしやすく、
視聴者も心地よく映像を見続けられます。

シーン別|BGMの選び方

始まり(オープニング)

波形の立ち上がりがしっかりしていて、テンポが軽快な曲。
ワクワク感・期待感を演出するのがポイントです。

→ 例:アコースティックポップ、ローファイヒップホップなど

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※序盤に立ち上がり(山)がある=“始まりの勢い”を表現。

移動中(トランジション・風景)

波形が一定でリズムが安定している曲。
ループ感があって、視聴者の集中を邪魔しないBGMが◎

→ 例:インスト系、軽い電子音など

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※フラットで一定=背景に溶け込みやすく、“流れ”を支えるタイプ。

メイン(トーク・体験シーン)

波形の山があり、盛り上がるタイミングを作れる曲。
見せ場に合わせてリズムが動くと、感情の高まりを演出できます。

→ 例:シンセポップ、ピアノ+ビート系など

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※波形の山=“感情のピーク”や“印象的な瞬間”を作りやすい。

エンディング

音数が少なく、余韻を感じる落ち着いた曲。
“見終わったあとも心地よい”トーンで締めるのがコツです。

→ 例:ローファイ、アコースティック、ピアノソロなど

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※だんだん小さくなる波形=映像を“やさしく締める”印象。

波形で見る選曲ポイント

BGMを“波形”で見ると、曲の構成(盛り上がり・静けさ)が視覚的に分かります。
耳だけでなく波形で判断できるようになると、選曲が一気に早くなるんです。


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↑ 波形が細かく一定 → 安定感・ループ向き
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↑ 波形に山がある → メイン向き
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↑ 波形がなだらかに終わる → まとめ向き

つまり、波形を見ただけで曲の雰囲気がつかめるようになります。
再生ボタンを押さなくても「これは移動シーン向き」「これはエンディング向き」と瞬時に判断できるようになると、選曲スピードが一気に上がります。

シーン別にビン(フォルダ)で整理する

BGM選びをスムーズにするために、Premiere Proではシーンごとにビン(フォルダ)で素材を整理しておくと便利です。

  • 「オープニング」「移動中」「メイン」「まとめ」といったシーン別にビンを作る
  • BGMを波形や雰囲気で分類しておく
  • 使う候補をすぐに確認できる状態にする

こうしておくと、編集中に「このシーンにはどの曲が合うかな?」と迷わずに済みます。
結果的に、選曲時間の短縮と編集効率の向上につながります。

まとめ

初心者がやりがちな「なんとなくおしゃれそう」という理由だけでBGMを選ぶ方法では、
いざ動画に合わせると「合わない…」となり、気づけば何時間も選曲に悩むことになります。
私も最初はそうでした。

BGMは曲単体の良さではなく、動画の構成や雰囲気との相性で選ぶことが大切です。
構成を理解したうえで波形やシーン別の特性を意識すると、
「選曲に時間がかかって編集が終わらない…」という状態を防ぐことができます。

つまり、BGMはあなたが動画の雰囲気をコントロールするためのツールです。
曲を探すのではなく、動画の“呼吸”やシーンに合う音を意識して選ぶことで、Vlogがぐっとプロっぽく仕上がります。

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